MAKKARI Rollmodel No.1 秦さんご夫婦 | 移住者の声 | 移住・定住ガイド | 北海道 真狩村 logo-horizontal logo-vertical

MAKKARI Rollmodel No.1 秦さんご夫婦

真狩は夢みていたイメージとピッタリ
「あっ、ここだ!」と思いました。

インタビュー日:2018年1月17日
真狩川のほとりに建ち、目の前に羊蹄山をのぞむ木造2階建ての一軒家。そこが秦夫妻の営むヘアサロンとカフェを併設した「hair & cafe life」です。美容師として札幌で15年以上のキャリアを積んできた俊介さん。
「まさに私達が理想に描いていた人生や暮らし方(life)を、真狩が実現させてくれました」と語ります。

おふたりが真狩に移住された経緯を教えて頂けますか?

俊介さん「世の中がデジタル化され複雑になるのを窮屈に感じ、逆にシンプルでスローな暮らしに憧れを持つようになって、10年ほど前からいつか田舎に引越して美容師をするという夢を持ちました。道内いろいろ候補地を探し歩いていくなか、2014年の秋にこの真狩に来て、背中を押してくれる人とのいい出会いもあり…というのがきっかけでした」
イメージ

秦夫妻の営む「hair & cafe life」

イメージ

温かい雰囲気のカフェ

千佳さん「わたしも元々、都会より、ゆっくりとした田舎暮らしが性に合うなと思っていたので、彼と知り合ってその夢に共感しました」
 
俊介さん「言葉でうまく表すのが難しいんですが、自分なりに移住したい田舎のイメージというのがあったんです。そこがなかなか見つからなかったんですが、この真狩村に来たときに、『あっ、ここだ!』と感じて」
 
千佳さん「近隣の市町村を回ってもピンとこなかったんですけで、ここに来たときは『あれ?真狩イイ!』て思いましたね」
笑顔の秦さんご夫婦

真狩のどんなところがそう感じさせたんでしょう?

俊介さん「もちろん自然、景観も素晴らしいんですが、やはりそこに暮らす人達が醸し出す空気でしょうか。やさしさだったり暖かみだったりというものが村の空気として伝わってきたんです」
イメージ

店内から見える羊蹄山

雪の多さなど不安はありませんでしたか?

イメージ

奥様の千佳さん

千佳さん「札幌に住んでいたので、雪が多いことは分かっていたので不安はありませんでした。でも、実際は想像をはるかに超える量でしたね(笑)」

真狩に移住しようと決めてからはどのような流れでしたか?

俊介さん「まず土地探しですよね。地元の方から情報収集したり、自分達で探して『この辺良いよね』って勝手に目星を付けて、法務局に行って持ち主を探して連絡とったりとか。それと平行して建物のことを工務店に相談していました。『住居兼、美容室とカフェの店舗だとどんなプランになりますかね』と。で、土地も程なく見つかって、家の計画もなんとかなりそうだということが分かってからは、どんどん話が進んでしまって(笑)。
本当にこんなにとんとんと進むんだと、自分達も驚きました(笑)」
イメージ

落ち着いた店内の雰囲気

美容室は、特に地元の方と密接な関係が築かなければと成立しないかと思うのですが、そのあたりの不安はありませんでしたか?

イメージ

ご主人の俊介さん

俊介さん「起業するにあたっては商工会の皆さんも相談にのってくれましたし、それまで札幌でやってきた通りに仕事をしていれば、村の方とも良い関係が築けるとは思っていましたので不安はありませんでした。移住から開業までに少し期間があったので、商工会主催のお祭りの手伝いや、農家さんの畑で働かせてもらったりして、自然に距離を縮められたのも良かったですね」
木のぬくもりを感じるヘアサロン

真狩村の起業支援制度については事前に知っていましたか?

俊介さん「話が進んだ途中で商工会の方から教えて頂いたんですが、実際とても助かりました。開業の準備資金として使わせて頂きました。
家を建てる、独立するということがなにせ初めてですから、知らないことがいっぱいで、迷いながら、勉強しながらでしたが、本当に周りのみなさんの助けにも恵まれました」
イメージ

俊介さんと外の風景

開店して、想像していたことと違う面はありましたか?

イメージ

おいしい料理でおもてなし

千佳さん「実際開店すると、真狩村の方々だけではなく、周辺の地域からもご来店いただけて、嬉しい誤算でした」
俊介さん「生活全般、自分が思い描いていた暮らしができていると実感しています。都会と違い、人と人との距離感が近いというのがとても心地よく、楽しいですね」

実際移住してみての真狩の印象や、「こうだったら良いな」と思う点がありましたらお聞かせください。

千佳さん「とっても暮らしやすい町だなという印象ばかりです。あえて要望を言うなら『変わってほしくない。いつまでもこのままの真狩でいてほしい』ということでしょうか(笑)」
イメージ

厨房に立つ千佳さん

ここの暮らしで、お二人は変わりましたか?

千佳さん「先日久しぶりに合った主人の友人が、彼の顔が変わったと言っていましたね。とても柔らかくなったと」

俊介さん「彼女もそうですね。暮らしの中に笑顔が増えた。本当に二人ともストレスのない暮らしをしています」
笑顔が素敵な秦さんご夫婦

このページの情報に関するお問い合わせ先

真狩村役場 企画情報課 企画情報係TEL:0136-45-3613FAX:0136-45-3162